自宅学習のヒント
  
  ほめ言葉でやる気にさせよう!
  
  お家で練習をするためには、まずは子どものやる気を出させることが大事です。「すごい」「上手」もよいですが、「本が早く開けたね」とか「昨日よりはねる音は上手に弾けたね」といった風にとにかく具体的にほめましょう。ほめられたら子どもは明日もやろう!もっとがんばろう!と思うものです。
  
  
  大人が練習して気をひいてみよう!
  
  お母さんに限らず家庭の中で自分以外の人が練習すると、それが子どもにとっての刺激になります。「ママは手が固くて動かないわ〜」とか「あれ?ここはどうだったかしら?」とつぶやいてみてください。きっと本人はいてもたってもいられなくなって俄然楽器に向かうことでしょう。
  
  
  レッスンで行ったことを繰り返そう!
  
  まずはレッスンでしているようにドレミで歌いながら弾きましょう。
  両手でうまく弾けないときは、片手ずつ、自信をもって弾けるようにしましょう。
  また、右手のメロディを歌いながら左手を弾いたり、お母さんと片手ずつで合奏するのも効果的です.
  
  
  とにかく弾ける曲を弾こう!
  
  音楽の楽しさの一つは弾ける曲が増えていくこと。レッスンで終わった曲もお家で弾いてみましょう。
  特に今取り組んでいる曲がなかなかうまく弾けないとき、この方法は効果的。
  自信もつくし、気持ちも前向きになります。
  
  親が「あの曲が聞きたいな」とリクエストしてもいいでしょう。
  
  
  
  すぐに座れるところに楽器を置こう!
  
  いつでも楽器に触れられる環境をお家でも整えましょう。座れたらすかさずほめるのを忘れずに。
  
  
  練習する時間を決めよう!
  
  練習する時間帯をきめておくのも毎日の習慣づけにつながります。保育園や幼稚園、学校から帰ってきてすぐの10分とか。夕ご飯前後の10分とか。特にお勧めなのは朝の時間帯。朝10分早起きするだけで練習時間の確保ができます。
  
  音楽に関するご褒美を決めよう!
  
  ご褒美といってもおやつを増やすとかおもちゃを買ってあげるということではありません。例えば3曲以上弾けるようになったらコンサートに行くなど、音楽にからめたご褒美を設定するということです。
  
  
  家族みんなでもっと音楽を楽しもう!
  
  毎日練習するだけではつまらない。1曲弾けるようになったらお家で演奏会を開いたり、弾ける曲で兄弟と合奏したり。日々音楽のある生活を家庭の中で心がけてみてはどうでしょう。
  
  
  シールを活用しよう!
  
  子どもはシールが大好きなので練習した日はカレンダーに可愛いシールを貼る、うまく弾けた日は特別なシールを表に貼る、など達成感の得られるシールの活用もお勧めです。